ぼくは生きる

ぼくは生きる

大人が嫌い。自分も嫌い。そんなことを言っていても大人になっていく。自分と向き合っていく。これは避けられないんだと思う。

選ばなかっただけ

生きるのって難しい

ぼくには向いてない

そう何度も思った

 

生きるのって苦しい

とにかく疲れる

何度もやめたくなった

 

生きるのをやめる

それは死ぬってことか

無理だ、死ぬのは怖い

 

生きるのは難しいし

向いてない

やめてしまいたい

 

でも死ぬのは怖い

ぼくにはできない

死にたくない

 

ぼくには難しい

生きるって選択も

死ぬって選択も

 

だからやめた

考えることを

選択することを

 

ぼくは選ばなかった

生きることも

死ぬことも

 

そうしたら勝手に

決まったんだ

ぼくは生きるって

 

選ばなかっただけで

生きるを選んだわけじゃない

でも決まったんだ

 

だからぼくは生きる

きっと今日も明日も

こんな日々の繰り返しだ

 

それでいいのだろうか

いや、それでいいんだ

だって生きている

 

悲しむ人が少ないから

ぼくの死で悲しむ人が

誰かは分からないけど

 

生きるってことになって

悲しむ人は

きっと少ないでしょ

 

だからいいんだよ

これでいいんだよ

選べなかったけどいいよね