ぼくは生きる

ぼくは生きる

大人が嫌い。自分も嫌い。そんなことを言っていても大人になっていく。自分と向き合っていく。これは避けられないんだと思う。

覚悟を決めようか

僕は弱くて臆病者

いつだって逃げ出すのがクセだった

なんでもやってみたいけれど自分が普通ではないと感じるのが怖いから逃げる

どんなコミュニティに飛び込むのも怖い

そこでも僕は普通じゃないかもしれないと怯えてしまう

 

そうやって僕は一人を好んできた

だって一人でいれば誰かに否定されることもない

お前は異質だと言われることもない

それが一番楽に思えたから

でもそれは少し寂しかったんだ

 

大人になるにつれて僕は自分の世界を広げる術を得た

狭い狭い田舎に閉じこもっている必要なんてなかった

 

自分の世界を広げて知ったのは僕と似た人がいるということ

僕はそれほど異質な存在ではなかった

あんな狭い場所だから僕は異質に見えただけだった

 

僕は自分が生きやすくなるためにあがくことにした

本名の社会でそう思われようと知らない

そう言えるくらいに僕は自分の世界を探し始めている

 

僕には本名以上に大切な名前がいくつかある

このブログでも使っている「緋雨」という名前もその一つ

 

僕は僕自身が嫌いだった

普通になれない自分が大嫌いだった

でも自分でつけた名前で呼ばれているときだけは

大嫌いな自分をどこかに放置できるんだ

 

音楽を通して仲良くなった人たち

社会人サークルで出会った人たち

そしてSNSで関わる人たち

 

本名の僕以外から僕を知った人たちは

僕の多くを知らないから息がしやすい

僕はこれも一つの逃げだと思っていた

このまま逃げ続けるのが僕の生き方なのかと何度も疑問に思った

 

だから僕は覚悟を決めることにした

僕は僕自身のままで幸せになれる場所を探しに行こうと思う

 

何度立ち止まってもいい

何度逃げたくなってもいい

だから僕は本当の僕で幸せになるための覚悟を決めたいんだ

 

だって僕は普通じゃないけど

普通になるためにずっと自分を殺し続けるのなんて

苦しいだけでつまらなさすぎるじゃないか

 

もっと自分を好きになりたいんだ