ぼくは生きる

ぼくは生きる

大人が嫌い。自分も嫌い。そんなことを言っていても大人になっていく。自分と向き合っていく。これは避けられないんだと思う。

弱さの表れ

僕らは強くはないけど弱くもない

どこかで聞いたことがある気がする

ただ僕にはこの言葉がわからない

僕は弱い

これは明らかなことだった

そして弱者は強者に従うしかない

これも世の中の道理のようなもの

僕にとってはそんな認識しかない

よく言うだろう

長い物には巻かれろだとかなんとか

それこそが正しいのかもしれない

でもこの言葉は嫌いだ

僕は周囲に同調する気なんてない

他者なんてどうだっていいさ

僕は弱者らしく大人しくはしているから

それだけさ

あとは自由に動き回るだけだ

誰かの声に耳傾け 無駄な時間を過ごすのか

そんなことするくらいなら独りを選べよ

共に生きるってなんだ

誰かが必要でもそれが特定のあの人である必要はないんだ

孤独を嫌い誰かに同調する

それのどこが楽しいのか

それのどこが有意義なのか

僕にはわからない

わかりたいとも思わない