ぼくは生きる

ぼくは生きる

大人が嫌い。自分も嫌い。そんなことを言っていても大人になっていく。自分と向き合っていく。これは避けられないんだと思う。

進むのも立ち止まるのも怖い

進まざる者は必ず退き、退かざる者は必ず進む。

進まず退かずして瀦滞する者はあるべからざるの理なり。

 

これは福沢諭吉の名言。(後半うろ覚えだけど…)

前進するか後退するかのどちらかで停滞することはできないといった趣旨の言葉。

 

そうなのかな

そうかもしれない

 

進み続けるのって難しい

だって未来はいつだってわからないから

ぼくらにできるのは予想することだけ

こうならいいな、こうなってほしいな

そんな期待した予想をたてて進んでいく

期待に裏切られることだってもちろんある

そうして傷を作りながら進んでいる

 

進み続けるのをやめたら?

確かに後退してしまうんだろうな

停滞することはできない、か。

そうだね

自分が立ち止まっても周りは止まらない

世界が進んでいく

気が付いたら自分は後退してるかも

やっぱり怖いね

 

立ち止まることも簡単じゃない

置いていかれる恐怖

先の見えない不安

何かしないとという焦り

ぼくは負の感情を見ないふりして立ち止まれるかな

難しいや、目を背けるのも

 

どうすればいいんだろうな

頑張って進み続けてぼくは傷だらけ

立ち止まろうとしたら負の感情が襲ってくる

傷を増やしながらも進むのか

負の感情に飲まれながら立ち止まるのか

ああ無理だ、わからないよ

もっと苦しくない道はないかな

 

生きるのって難しいね

進むのも立ち止まるのも怖いよ

でもきっと進むしかないんだ

 

怯えながらだけどゆっくりだけど

少しづつでいいから進めるように

時々この傷をいやしていいですか

 

臆病なぼくは今日も

速度を落としながら

少しづつ進んでいくよ

立ち止まるのは怖いから