ぼくは生きる

ぼくは生きる

大人が嫌い。自分も嫌い。そんなことを言っていても大人になっていく。自分と向き合っていく。これは避けられないんだと思う。

苦しみの中でも前を向け

時々、とてつもない不安に襲われる

もう進めないよって

自分のこころが悲鳴をあげた気がするんだ

 

何もしていないことへの焦り

何かしなければならないと自分を責め

何をしていいか分からないと途方に暮れる

 

自分と向き合わなければと思う

そうして気づいた

自分は空っぽなんだって

 

過去を振り返ってみた

自分はどんな人間なんだろうか

でもよく分からない

 

どうやって生きてきたんだろう

何が好きで何が嫌いで

どうやって選んでここまで来たのだろうか

 

本当に自分で選んできたのか

自分が望んでここにいるのだろうか

もう昔のことは覚えていない 

 

思い出せるのは中学生くらいまで

親に認められたかった

親の反応が最大の判断基準だった

 

親が望むように生きてきたのかもしれない

気づくのが遅すぎた

親は親で自分は自分

 

親の顔色を窺って生きてきたけれど

親は私の人生に責任を負ってはくれない

私は私の道を自分の責任で歩くしかない

 

自分の道、自分の責任で

単純なことなのにとても苦しい

自分が分からないから

 

気がついたら私は

私のことをなんにも知らなかった

自分の感情にすらも鈍感だった

 

遅すぎたかもしれない

でも今からでもきっと大丈夫だよね

私は私で選んで進んでいきたい

 

親の顔色を窺って生きるのはやめる

親の望みを聞きすぎるのはもう終わり

親に認められなくても私は生きていける

 

親に見捨てられたらってずっと怖かった

でも、もう決めたんだ

私は親というしがらみを捨てて進む

 

親に見捨てられるかもと怯えるのではなく

自分から親を切り捨てるんだ

私は私でやるから勝手にしててくれと